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2015.3.31

東南アジア型組織経営モデル研究プロジェクト:第2回政策フォーラムを開催しました

2015年3月26日(木)、27日(金)の2日間、政策研究大学院大学(GRIPS)において、独立行政法人 国際協力機構(JICA)との共催(協力:一橋大学)で、日本及びASEAN4か国(インドネシア・フィリピン・タイ・ベトナム)から人事行政担当機関の代表や研究者らを招聘し、「東南アジア型組織経営モデル研究プロジェクト:第2回政策フォーラム」を開催しました。

 

昨年9月には、各研究対象国における現地研究の進捗状況を共有することを目的とした、第2回実務レベル・ワークショップを開催しました。今回の政策フォーラムでは、各国の第一線の有識者が集い、この共同研究の成果を紹介するとともに、国や地方自治体の課題解決力を増進するための実効的な「知」を探りました。

 

詳細なプログラム(英語のみ)はこちらをご参照下さい。

 

3月26日(木)の政策フォーラム初日には、まず冒頭の入柿JICA東南アジア・大洋州部部長による挨拶の後、日本及びASEAN4か国(インドネシア・フィリピン・タイ・ベトナム)の代表者から、各国のプレゼンテーションが行われました。

 

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その後、一橋大学名誉教授 野中郁次郎先生を迎え、「政府機関の組織的能力を最大限に引き出すには」「変化を促進するリーダーシップの育成」という課題について各参加者による討論や意見交換が活発に繰り広げられました。

 

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3月27日(金)の政策フォーラム2日目は、アジア型ガバナンス研究国際フォーラム 「政策イノベーション:ガバナンスの新たなパラダイム」として想海樓ホールにて一般公開という形で200名以上の参加者を得て盛大に開催されました。

公開フォーラムでは、JICA加藤理事と横道GRIPS副学長による挨拶の後、野中郁次郎一橋大学名誉教授による基調講演「国家、地域、コミュニティの知識ポテンシャルを解き放て-社会的価値の共創-」が行われました。

 

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続いて、アレックス・ブリリャンテス フィリピン大統領府高等教育副大臣・行政学会会長により基調講演2「政策イノベーションを加速するリーダーシップとマネジメント」が行われました。

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その後、セッションを2つに分け、野中郁次郎先生の知識創造理論を踏まえながら、「アジアにおける行政改革の成果と課題」「アジアの多様な価値に基づくガバナンスの新たなパラダイム」という各テーマで、さまざまな政策課題に対応する解決力をより革新的なものにしていく方法を探るべく、各国の事例発表をもとに活発な議論が交わされました。

 

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最後に、GRIPS横道副学長より閉会の挨拶とともに、本フォーラムがこの2年以上にわたる研究プロジェクトの成果発表会であること、また今後、本研究活動の成果を書籍として出版化する予定であることが紹介されました。

 

 

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