政策研究大学院大学では、インドネシア財務省からの要請により、平成25年12月4日～12月13日の間、インドネシア財務省職員研修を実施しました。本研修には、インドネシア財務教育訓練庁職員をはじめ人材育成に携わる職員を中心に28名が研修生として来日しました。

　研修プログラムでは、研修責任者の堀江正弘教授（本学特別教授、グローバルリーダー育成センター所長）をはじめ、竹中一人氏（総務省）、今井由紀子氏（総務省）、和泉秀樹氏（総務省）、二井矢洋一氏（人事院）や遠藤裕隆氏（富士ゼロックス）等による講義を通じて、日本における公務員制度や人材育成制度、人事評価制度（Competency-based human resource management）について学びました。

　また、総務省を訪問し、さらに地方自治体における人事評価制度についての知見を深めるため、川崎市人材育成センターを訪問し、市行政の概要や川崎市の人事評価制度の現状について学びました。

　研修後半ではグループに分かれ実際に日本の省庁で採用されている能力評価を中心とする人事評価を実際に体験する等のワークショップが行われました。

研修最終日は、堀江教授によるWrap-upセッションが持たれ、修了式では研修生一人一人に修了証が授与され、研修を終了しました。