2013年1月24日、今回で第6回目となるGRIPS国際交流コンサートが想海樓ホールにて開催され、学内外から約260名の方が来場しました。このコンサートは、本学と地域住民の方々との交流、そして本学の学生に日本の優れた芸術文化に触れる機会を提供することを目的として毎年開催しているものです。開催にあたっては、文化庁芸術家在外研修員の会、港区スポーツふれあい文化健康財団（Kissポート財団）及び港区にご協力をいただきました。

今回のコンサートでは、第一部では世界と日本の歌曲を、第二部ではオペラ・アリアを４名の歌手の皆様（ソプラノ：日隈 典子氏、メゾソプラノ：米谷 朋子氏、テノール：山田 精一氏、バリトン：米谷 毅彦氏）に歌っていただきました。全ての曲目の伴奏として、ピアノの森　裕子氏が歌に寄り添った素晴らしい演奏を聞かせてくれました。また、今年も在研会理事長の平野忠彦氏が出演者の紹介と曲の解説をしてくださいました。アンコール最後の曲では、ベルディ　イル・トルバトーレ第４幕　二重唱「私の願いを聞いてください」を、ソプラノ：日隈氏と、バリトン：米谷氏が熱唱し、観客を魅了していました。

来場されたお客様は名曲を楽しみ、歌手のすばらしいパフォーマンスに大きな拍手と歓声を送っていました。1時間半にわたるコンサート後に開かれた交流会では、出演者、世界各国から来ている本学の学生、そして来場者が交流を深め、一時間では時間が足りないほど話が弾み、大変楽しい会となりました。