世界的に名誉あるGDN開発賞（GDN Awards & Medals Competition）に2008年度博士課程修了生のMizanur Rahman さん（ダッカ大学助教授）が”Regional Integration -Convergence Big Time or an Opportunity Wasted?”のテー マ部門で最終候補者5名の中から見事、最優秀賞に輝きました。受賞論文のテーマは、”The Impact of Real Exchange Rate Flexibility on East Asian Exports”でした。
　授賞式は2010年1月にチェコ共和国プラハで開催された第11回Annual Global Development Conference にて行 われました。Mizanur Rahman さんは「受賞して私と私の国がすばらしい名誉を授かり、皆に認めてもらえました。GRIPS のおかげです」との受賞コメントを送って下さいました。

詳細情報　http://www.gdnet.org/cms.php?id=2009awards

　※GDNは、主に開発途上国の政策・研究機関からなる世界的ネットワークです。開発に係る知識を共有し、実務活動 と調査研究活動のギャップを埋めることによって、開発途上国の発展に寄与することを目的としています。GDN開発 賞は、途上国の研究者によるユニークな調査研究や開発プロジェクトのイノベーションを奨励することを通じて人材 育成を行うことを目的として、2000年から日本政府が支援を行っています。

受賞したMizanur Rahmanさん