政策研究大学院大学では、ベトナムの共産党中央委員会組織人事部の研修担当部内からの要請により、選抜されたベトナム共産党の各省局次長級幹部職員4名を対象に、平成26年10月1日から12月26日までの約3ヶ月間、研修を実施しました。

本研修では、各研修生が実践的研究テーマを持参し、それぞれの研究テーマに関連する、本学の正規課程科目に部分的に参加しながら、調査研究を行いました。研修生は、研修責任者である堀江正弘教授（本学特別教授、グローバルリーダー育成センター所長）をはじめ、本学の島崎謙治教授、松永正英特任教授、星田淳也特任准教授のほか、JICA国際協力専門員の中村信太郎氏による研究・論文指導の下、論文を作成しました。

正規課程のほかに、堀江教授、横道清孝副学長、増山幹高副学長、遠山亮子氏（中央大学 ビジネススクール教授）、武居丈二氏（総務省自治大学校客員教授、元自治大学校長）、高山千弘氏（エーザイ株式会社 理事・知創部部長）、二井矢　洋一氏（人事院国際課長）による特別講義にも参加し、リーダーシップとマネジメント、地方自治体と政府間の関係、選挙制度と日本の政党政治、知識経営論におけるリーダーシップ、公務員制度の比較研究について学びました。

研修の最後に各研究成果を発表して、この研修を修了しました。