GRIPSフォーラム案内
2018.7.23(月) 開催
第155回 GRIPSフォーラム『インドと日本－変わりゆく世界における戦略的パートナーシップ－』を開催いたしました
2018年7月23日(月)に第155回GRIPSフォーラムを開催致しました。今回のGRIPSフォーラムでは、スジャン・R・チノイ閣下（駐日インド大使）をお招きし、「インドと日本―変わりゆく世界における戦略的パートナーシップ―」という演題でご講演いただきました。
写真左：スジャン・R・チノイ閣下と握手する田中学長／写真右：スジャン・R・チノイ閣下と対談する竹中治堅GRIPS教授
概要：
インドと日本は仏教、民主主義、法制度について、共通の価値を見出すとともにインド太平洋における平和と発展のため包括的で開かれた関係を構築してきた。インドのモディ首相と日本の安倍首相の年次首脳会談は、経済面および戦略面において両国の関係を大きく発展させてきた。現実的で堅実な日印パートナーシップと、同時にインドのアクト・イースト政策の礎石となっている。本講演では、日本の投資が期待されているインドの高速鉄道、製造業、サービス業、物流等のインフラ、食品加工技術、情報通信技術、そして、人と人との強い結びつきによって成される医療支援、災害対策といった新たな重点分野において、世界で最も急速に成長しているインドと日本の戦略的な関係を考察する。
講演者:スジャン・R・チノイ閣下（駐日インド大使）
インドの国家安全評議会事務局において4年間、国家安全保障政策の策定、また戦略および安全保障に関する他国との対話に尽力。1981年に外交官として就任し、中国語を専攻。香港、北京、ニューヨーク、リヤド、上海、およびシドニーのインド大使館での勤務を経て、メキシコ、ベリーズで大使を歴任。2015年12月から駐日インド大使を務めている。
＜GRIPSフォーラムとは＞
政策研究大学院大学（GRIPS）は1997年の設立以来、政策研究に特化した唯一の大学院大学として様々な政策課題についての教育・研究を進めております。本フォーラムでは、GRIPSが持つ政策研究に関する広範なネットワークを活用し、各界のリーダー（政府関係者、行政官、産業界、研究者など）や本学関係者から、各種政策課題に関する貴重なお話を伺います。フォーラムは日英の同時通訳にて行い、学内外から広く聴講者を募集します。
| 開催日時 | 2018.7.23 16:40～18:10 |
|---|---|
| 講演者 | スジャン・R・チノイ閣下（駐日インド大使） |
| 演 題 | インドと日本－変わりゆく世界における戦略的パートナーシップ－ |
| 会 場 | 政策研究大学院大学 1階 想海樓ホール |
| 参加費 | 無料（事前申込必要） |
| 言 語 | 英語（日本語同時通訳付き） |
