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GRIPSフォーラム案内

2016.12.9(金) 開催

GRIPSフォーラム特別講演会『インドネシアの海事戦略』

2016年12月9日にGRIPSフォーラム特別講演会を開催し、Arif Havas Oegroseno氏 (インドネシア海洋担当調整大臣府次官) を講師としてお招き致しました。

 

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講演会の様子はこちらから見ることができます。(英語のみ)

 

  • 概要:

インドネシアは、約600万平方キロメートルの領域および主権的権利を持つ世界最大の群島国家である。インドネシアの海洋文化は、1世紀まで遡ることができると、歴史的に裏付けられている。しかしながら何十年もの間、インドネシアの政策は、陸を基盤としてきた。現政権は、ジョコ・ウィドド大統領の下、インドネシアを世界の海洋枢軸とするべく、新たな政策を開始した。これには、海洋文化、経済、国土計画、安全保障、外交、研究および技術、そして海洋ガバナンスなどに関する戦略計画が含まれる。インドネシアは、これらの戦略をいかに全国的、地域的に実施するのだろうか?日本のような地域のリーダー的存在は、このような戦略をいかに活用することができるだろうか?

 


Ambassador Arif講演者略歴: 

インドネシア海洋担当調整大臣府次官。国連海洋法条約(SPLOS)締約162か国会議の第20回議長を務める。また、2010年9月から2015年1月まで、ベルギー、ルクセンブルク、EU、世界税関機構のインドネシア大使を務める。生え抜きの外交官および国際海洋法の専門家として、1986年から25年以上インドネシア外務省にて勤務。2008年から2010年には、海洋省の法務および国際条約局の事務局長を務めた。ベルギーのスタヴロ市のBlanc-Moussiのナイト爵位の名誉称号、さらにベルギーのオステンド市のConfrerie du Rat-Mortのナイト爵位の名誉称号を受章。また、インドネシア海軍の名誉水路測量技師でもある。国際財産権に関するネットワーク・タスクフォースのメンバー、アジア国際法学会の顧問、アジア国際法学会の理事会会員。アジア太平洋、ヨーロッパ、アメリカの著名なシンクタンクおよび学術機関との緊密な協力関係を確立。

 

オーストラリア国立大学、ケンブリッジ大学、ジョンズ・ホプキンス大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、ギリシャのロードス国際海洋法アカデミー、マルタの国際海事法研究所、アメリカのヴァージニア大学海洋法政策センター、そしてシンガポール国立大学国際法センターなど、インドネシア国内外の様々な大学にて講義をした経験を持つ。

開催日時 2016.12.9 10:40~12:10
講演者Arif Havas Oegroseno氏 (インドネシア海洋担当調整大臣府次官)
演 題インドネシアの海事戦略
会 場 政策研究大学院大学 1階 想海樓ホール
参加費 無料 (事前申込必要)
言 語 英語(日本語同時通訳付き)

〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1

TEL : 03-6439-6000     FAX : 03-6439-6010

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