2016年10月31日(月）第130回GRIPSフォーラムを開催しました。今回のGRIPSフォーラムでは、大村　智氏（北里大学特別栄誉教授）に「微生物創薬と国際貢献」についてお話頂きました。

• 概要:
  

多様な微生物の分離を心がけ、絶えず新規の探索系を開発し、根気よく研究を続けて、興味ある構造と生物活性を有する５００余りの新物質を発見した。それらの中から、Cerulenin, Staurosporine,Lactacystin およびAvermectin を取り上げ、発見の経緯と創薬研究に果たした役割について述べるとともに、これらが国際的に医療の発展に貢献している様子について述べた。 

講演者: 大村　智氏

昭和３３年　山梨大学学芸学部自然科学科卒業

　　　　　　東京都立墨田工業高等学校教諭

昭和３８年　東京理科大学大学院理学研究科修士課程修了

　　　　　　山梨大学文部教官助手

昭和４０年　（社）北里研究所入所

昭和５０年　北里大学薬学部教授

平成　２年　（社）北里研究所理事・所長

平成　９年　（学）女子美術大学理事長（兼）

平成２０年　（学）北里研究所名誉理事長

平成２５年　北里大学特別栄誉教授（〜現在）

平成２７年　（学）女子美術大学名誉理事長（〜現在）

平成２８年　米国ウエスレーヤン大学M. テイシュラー名誉教綬（〜現在）

受賞歴(一部)
平成２５年　文化功労者
平成２７年　文化勲章
平成２７年　ノーベル生理学・医学賞