2015年6月15日に第110回GRIPSフォーラムを開催しました。今回のGRIPSフォーラムでは、Farukh Amil氏（駐日パキスタン・イスラム共和国大使）に「未来への展望：21世紀のパキスタン」についてお話頂きました。

• 講演会の様子はこちらから見ることができます。(英語のみ)

• 概要:

1960年以降の全世界での国連平和維持活動による貢献は、国際的にも認知されていますが、その分野から、民主化と女性の社会的地位向上における大幅な進展に到るまで、パキスタンは多くの分野で進歩し続けています。その挑戦と成果は前向きなもので、ムハンマド・ナワズ・シャリフ首相率いる経済主導型の政府は、大規模な財政および経済改革を行い、現在その取り組みが実を結び始めています。

講演者: Farukh Amil氏

1984年パキスタン外務省入省。

マンチェスター大学で自然地理学の学士号を取得。ロンドン、ウェストミンスター大学で交通運行管理学の修士号取得。アメリカのフレッチャースクールで法律外交学の修士号およびPhDを取得。最近、イスラマバードの国防大学でナショナルセキュリティワーコースを受ける。

カ イロ、アンカラにて書記官を歴任、ワシントンには政治担当参事官として赴任し、2006～2009年には、ニューヨークにて国連大使/次席代表を務めるな どパキスタン本省外務部の様々な部署で活躍。外務省でも様々な部署においてその任に就き、また、大統領府外務担当次官補としても勤務経験あり。