2015年5月25日に第108回GRIPSフォーラムを開催しました。今回のGRIPSフォーラムでは、Romain Murenzi氏（TWAS事務局長）に「持続可能な開発のための科学技術におけるキャパシティ・ビルディング」についてお話頂きました。

• 講演会の様子はこちらから見ることができます。（英語のみ）

• 概要:

食料安全保障や水の安全保障、感染症、環境の悪化、気候変動といった難題は、発展途上国に偏って影響を及ぼしていますが、先進国と発展途上国の間で生じている科学の大きな差が世界規模での対応を妨げています。教育、研究、政策面での支援を通じて、開発途上国における科学振興のための世界科学アカデミー（TWAS）はパートナーと共に、発展途上国における持続可能な科学を強化しています。

講演者: Romain Murenzi氏

1993年～2001年：クラーク・アトランタ大学（米国）物理学部教授

1999年～2001年：同大学物理学部長

2001年～2009年：ルワンダ共和国文部科学大臣

2006年～2009年：ルワンダ共和国大統領府、科学・技術・研究大臣

2009年　　　　 　アメリカ科学振興協会（AAAS）科学技術と持続可能性開発センター　

　　　　　　　　 上席研究者

2010年～2011年： AAASディレクターおよびメリーランド大学客員教授

2011年4月～　　　TWAS事務局長