2015年4月6日に第106回GRIPSフォーラムを開催しました。今回のGRIPSフォーラムでは、池谷 浩氏（元政策研究大学院大学特任教授）に「日本の土砂災害 ―実態と対策―」についてお話頂きました。

• 講演会の様子はこちらから見ることができます。

• 概要:

自然条件と社会条件の厳しさから、我が国は世界有数の災害国と言われている。特に土砂災害は毎年全国で１０００件を超す災害が発生し、多くの人命が失われている。そのため防災対策が進められている。
そこで、日本の土砂災害の実態とその対策について紹介すると　ともに、最近の災害事例を踏まえた課題についても言及する。本講演内容は世界各国で発生している土砂災害を防止・軽減するための対策に有意義な情報を提供することだろう。

講演者: 池谷 浩氏

1968 建設省入省

1996 建設省砂防部砂防課長

1998 建設省砂防部長

2000 （財）砂防・地すべり技術センター　顧問

2001 砂防・地すべり技術センター　専務理事

2005 砂防・地すべり技術センター 理事長

2007 政策研究大学院大学　客員教授　

2012 政策研究大学院大学　特任教授

主要な著作・論文等

『砂防入門』　山海堂　 1974年、　『土石流災害』　岩波新書　1999年
『火山災害』　中公新書 2003年、　『マツの話』　　五月書房　2006年