2014年6月16日に第94回GRIPSフォーラムが開催されました。今回のGRIPSフォーラムでは、小室淑恵氏（株式会社ワーク・ライフバランス　代表取締役社長）に「国家戦略としてのワーク・ライフバランス」についてお話頂きました。

• 概要
  制度を手厚くしても女性が組織で活躍できない、介護のために離職する男性社員が増加している、メンタルヘルス疾患の同僚が職場で珍しくなくなった、働き盛りの男性社員の意欲が低下している……今日本の職場で起きている様々な問題の根底には「長時間勤務の恒常化」があります。

  ワークとライフを充実させることで、個人も企業も幸せになる。これがワーク・ライフバランスの本質であり、これからの日本社会を救うヒントなのです。900社以上の組織において、働き方見直しコンサルティングを実施して見えた「取り組むべき課題と解決策」そして「日本社会のあるべき姿」について、お伝え致します。労働問題に対する国家戦略としての「ワーク・ライフバランス」について、一緒に考えていきましょう。

• 講演者略歴:

職歴

1999-2005年　株式会社資生堂

2004　日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2004・キャリアクリエイト部門受賞

2006年7月　株式会社ワーク・ライフバランスを設立

2009年4月　金沢工業大学客員教授　就任

その他

内閣府「仕事と生活の調和連携推進・評価部会」委員、男女共同参画会議　「仕事と生活の調和（ワーク・ライフ・バランス）に関する専門調査会」委員、「新しいライフスタイルの

  創出と地域再生に関する調査研究」研究委員会委員など。 

  著作

  2013年7月　『最大のチャンスと最高の評価を手に入れる!小室淑恵の人生プレゼン術』（学研パブリッシング）

  2013年11月　『あなたが輝く働き方』（PHP研究所）

  2014年1月　 『子育てがプラスを生む「逆転」仕事術』（朝日新聞出版社）