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GRIPSフォーラム案内

2014.5.23(金) 開催

5/23GRIPSフォーラム特別講演(ビラール氏、タンザニア副大統領講演)

  • 参加登録は締め切りました
  • 講演会の様子はこちらから見ることができます。

  •  概要

国際社会は古くから貧困撲滅に取り組んでいる。開発援助に巨額の資金を投じるなど、これまでにない努力が貧困根絶のために費やされているが、満足できる成果は得られていない。

その一方で、多国籍企業が高所得経済での市場シェアを伸ばしたり、自社企業や関連会社のために技術資産を取得したりしようと努力したことから、それまで主に一つの先進国から別の先進国へと向けられていた国際的な海外直接投資の流れは、世界の他の地域にも向けられるようになった。アフリカを含む発展途上国への海外直接投資の流れが急増し始めたのはこの時期である。
本講義では、その原因要素や貧困撲滅努力への影響のほか、この転換により生じる政策課題について議論しながら、このように変化するパターンに対して系統的なアプローチを取る。講義では、これまで国際開発機関の特権や気紛れに抑えられてきた利用可能な政策空間を活用し、大量の資源発見への投資がもたらす利益を国民全体に徐々に広げていけるような断固たる政策を立てることの必要性を論証する。

  • 講演者略歴

5.23_vice president

1967 米ハワード大学 学士号取得(物理)

1969 カリフォルニア大学(バークレー校) 修士号取得(物理)

1976 カリフォルニア大学(バークレー校) 博士号取得(物理)

現職: タンザニア連合共和国副大統領、ドドマ大学学部長

官公庁における過去の職歴:

1976 – 1990 ダルエスサラーム大学 物理学科

1982 – 1988 物理学科 学科長

1988 – 1990 理学部 学部長

1990 – 1995連合政府科学技術および高等教育省 第一秘書官

1995 – 2000 ザンジバル革命政府 主任大臣

その他、地位と役職:

ダルエスサラーム大学各種学科メンバー – 大学委員会

タンザニア、モロゴロ、ソコイネ農業大学

1988 – 1990 東アフリカ大学共同カウンシル科学委員会議長

1988 – 1990 科学技術委員会 役員

1993 – 1990 国家放射線委員会 役員

1988 – 1990 国家試験委員会 メンバー

1989 – 1995 子供の科学技術教育のためのロックフェラー基金フォーラム メンバー

開催日時 2014.5.23/13:00/14:30
講演者講演者:モハメド・ガリブ・ビラル氏(タンザニア連合共和国副大統領)
演 題“Developing country’s perspectives on the changing global patterns of Foreign Direct Investment (FDI) and their implications in the war against poverty: Case of Tanzania”
会 場 政策研究大学院大学 1階 想海楼ホール
参加費 無料(事前登録制)
言 語 英語 (日本語同時通訳付き)

〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1

TEL : 03-6439-6000     FAX : 03-6439-6010

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