2014年4月21日に第91回GRIPSフォーラムが開催されました。今回のGRIPSフォーラムでは、カエタノ・パデランガ氏（フィリピン国・国家開発学院理事長）に「フィリピンにおけるマクロ経済運営」についてお話頂きました。

• 概要
  第二次世界大戦後に経済政策が与えた影響について見解を語る。

• 講演者

1991年にフィリピン大学経済学部教授に就任し、現在までその職にある。博士号は1979年にスタンフォード大学で取得。同国の指導的なエコノミストとして、マクロ経済政策などについて長年にわたり大きな研究業績を上げていることに加え、政策実務にも携わり、同国の社会経済政策の責任者として国家経済開発庁の長官を1990年～1992年と2010年～2012年の二期にわたり務めるとともに、中央銀行の金融政策委員も1990年～1992年と1993年～1999年の間務めた。現在は、40年にわたり同国の幹部行政官の養成にあたってきた同学院の理事長の任に就いている。