政策研究大学院大学は12月15日、フィリピン沿岸警備隊（PCG）との共催により、外務省受託事業の一環としてオンライン講座を実施しました。本講座には、同警備隊の幹部候補生を中心に約45名が参加しました。

本学の高木佑輔准教授が、“Philippine-Japan Maritime Cooperation in the Indo Pacific”をテーマに、日本が進める「自由で開かれたインド太平洋（FOIP）」の概要や、ミンダナオ島を中心とした日・フィリピン開発協力の重要性などについて講義を行いました。本講座は、フィリピン沿岸警備隊のJay Tristan Tarriela少佐がモデレーターを務めました。

参加者からは、インド太平洋における中国の影響や、日・フィリピン海洋協力の今後の展望など多くの質問が寄せられ、幅広い議論が行われました。