本学では2020年10月26日～28日の3日間、フィリピン上院・下院事務局幹部を対象としたオンライン研修を実施しました。

同研修はフィリピン開発アカデミー（DAP）から要請があったもので、日本の公的部門におけるリーダーシップのあり方や立法過程・国会・行政府の仕組みを学び、フィリピンの事例と比較して、今後の業務に役立てることを目的としています。上院・下院事務局の幹部職員51名とDAP職員4名の計55名が参加しました。

本研修では主に、「EBPM（エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング。証拠に基づく政策立案）」「法律制定」「公的部門におけるリーダーシップ」の３点に焦点を当て、金本良嗣客員教授、高田寛文教授、竹中治堅教授、西原文乃准教授（立教大学）、堀江正弘名誉教授より、講義をいただきました。

日本の国会衆議院事務局との意見交換会も行われました。自国における立法手続き等について日本側とフィリピン側がそれぞれ発表を行った後、意見交換を行いました。

最終日には、プログラム・ディレクターの横道清孝副学長のファシリテーションのもと研修で学んだことの振り返りを行いました。