GRIPS創設20周年・GSPS創設40周年記念同窓会を開催しました。
2017年、政策研究大学院大学(GRIPS)は、創設20周年、その前身である埼玉大学大学院政策科学研究科(GSPS)は、創設40周年を迎えました。これを記念して去る11月23日(木・祝)14:00~18:00、六本木キャンパスにおいて同窓会を開催いたしました。今回の同窓会では、GRIPS創設20周年・GSPS創設40周年を記念して、①国内同窓会設立総会、②修了生による近況報告会、③懇親会、の3部構成で開催されました。
14:00からの国内同窓会設立総会では、田中明彦学長から開会の挨拶があり、続いて、横道理事・副学長から、「GRIPS20年/GSPS40年の歩み」と題し、年譜資料をもとに、時代を含めた、教育・研究プログラムの発展、キャンパス移転の経緯を振り返る基調報告がありました。引き続き、横道理事・副学長から、国内同窓会の設立のための会則提案及び国内同窓会役員の提案があり、会則、役員とも総会出席者の満場の拍手をもって承認され、ここに国内同窓会が設立されました。国内同窓会役員5名には、会長:名取はにわ氏(1980年修了、学校法人日本社会事業大学理事長)、副会長:稲葉尚子氏(1989年修了、埼玉県県民生活部長)、副会長:柏木修一氏(1992年修了、東京消防庁予防部長)、幹事:小谷和弘氏(1988年修了、一般社団法人日本非開削技術協会事務局長)、幹事:高木昭美氏(1988年修了、芝浦工業大学工学部非常勤講師)が選出されました。総会の最後に、名取はにわ会長から会長就任に伴うご挨拶があり、今後、副会長、幹事とともにGRIPSの発展と修了生との連帯に向けて、同窓会活動のより一層の取組みを推進することが報告されました。併せて、事務局から、国内支部の設立状況と今後の全国的な支部の拡大に向けた取組方針が報告されました。
開会挨拶:田中学長
GRIPS20年/GSPS40年の歩み報告:横道理事・副学長
上記左端から:名取会長挨拶、高木幹事、小谷幹事、柏木副会長、稲葉副会長
15:00からは、修了生3名による近況報告会が開催されました。報告会では、修了生の皆さんと共に日頃あまり聞くことのできない政策現場や異分野の政策課題を共有する機会となり、大変有意義な報告会となりました。(以下①~③は近況報告会テーマ・報告者)
① 岩手県における東日本大震災からの復興について
岩手県政策地域部政策推進室政策監:小野博氏(2001年地域政策プログラム修了)
② 最近の北東アジア情勢に関する報告
元国連安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員:古川勝久氏(2012年安全保障・国際問題プログラム修了)
③ 開発政策プログラムの軌跡と同窓会への期待
鹿島建設株式会社環境本部環境ソリューショングループ:野呂好幸氏(2005年開発政策プログラム修了)
岩手県政策監:小野博氏報告
古川勝久氏報告
鹿島建設:野呂好幸氏報告
16:30からは、会場をカフェテリアに移し、懇親会が開催されました。
冒頭、田中学長、名取会長からのご挨拶を頂き、第二期生の水上洋一郎様(1980年修了)の乾杯により懇親会が開催されました。懇親会からの参加者を含め、全体では93名の参加があり、旧友、教職員との旧交を温める機会となり、大盛会の同窓会となりました。
最後に、大山達雄元理事から中締めの挨拶があり、同窓会を終了致しました。