同窓会

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第10回GRIPS・GSPS合同同窓会

平成24年3月17日(土)に第10回の同窓会が開催され、修了生18名、現役院生6名が参加しました。

昨年の4月からSO室長を務める土谷教授の司会で開始され、大山副学長の挨拶に次いで、二人の修了生による講演がありました。また今野教授、森地教授、横道教授、橋本客員教授が参加しました。

 

 

最初に、朴性鎬・在日大韓民国大使館参事官 (1999年、Public Policy Program)より講演があり、「韓国の公務員像」について以下のとおり説明がありました。

  1. 東日本大震災時の自身の体験と在日韓国大使館の震災後の対応(自分たちで放射能を測定し、ホームページで公開した等)
  2. クォン チョルヒョン前駐日韓国大使の理想的なリーダーシップ(部下との情報共有、部下の話をよく聞く、必要なときには部下を叱ってくれる等)
  3. 韓国の公務員制度の概要(昇進しても給与が余り増えず、勤務年数が重要等)
  4. 日韓の文化の違い(日本の役所には机の間に衝立がない、韓国の公務員は女性の数が多い、韓国の公務員は公私の区別が明確でない、絆とコネが重要、「早く早く文化」等)
  5. 韓国における公務員のイメージはよくない(神様が与えてくれた職場、悪事をはたらいても解雇されず年金ももらえる等)。但し近年の不景気により、免職される公務員もでてきた。自分としては、公務員になって良かったと思う。

 

 

次いで、小野博・岩手県復興局特命課長(2001年、地域政策プログラム)より「東日本大震災津波からの復興に向けた岩手県の取り組み」について講演がありました。講演後、福島県の新妻政弘様(1999年、国内)より、福島県への支援に対して謝辞が表明されました。

 

 

懇親会は、横道学長補佐の乾杯に始まり、懇談中に参加修了生から現況等についての一言がありました。年度末に近かった影響か、参加者が例年よりは少なかったものの、6名の現役院生を含め、18名の修了生が歓談を楽しみました。

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