代表者挨拶

堀江正弘 特別教授

グローバルリーダー育成センター所長

グローバルリーダー育成センターは、公務員に対する短期研修の要請の増加に対応して2013年に政策研究大学院大学(GRIPS) に設立されました。

GRIPSは学部を持たない大学であり、公共政策・公共問題に関する大学院レベルの教育とハイレベルの研究に重点を置いた、日本ではユニークな国立大学です。また、GRIPSの学生の大半は外国あるいは日本の中央政府や地方政府などから派遣されている公務員です。そして、GRIPSの教授陣は、学者として各分野で指導的な役割を果たし、また、政府に対してさまざまな政策アドヴァイスをしている著名な教授と、公務員として政府のさまざまな分野、組織、役職で幅広い経験を重ねてきた政府出身者(次官級、局長級経験者を含む)などで構成されています。

GRIPSではこのような人的資源や政府、政府機関とのネットワークを活用して、さまざまの短期研修を行っています。GRIPSではCGL設立前から、各国からの具体的な要請に応じて企画したさまざまの研修(customized program あるいはtailor-made programと呼んでいます)を実施してきましたが、その中には、既に10年近くもの間毎年実施しているものもいくつかあります。これらの研修プログラムの参加者は、中央政府の副大臣・次官級や局長級などハイレベルの幹部公務員、中間管理職公務員、若手幹部候補職員、地方政府の知事、副知事、市長その他の幹部や議会議員、そして、中央と地方政府の政策専門職員などですが、民間企業の幹部が参加する研修もあります。

21世紀は変化の世紀です。変化に適応し、また、変化をリードすることはどの国どの政府にとっても存亡にかかわるほど重要なことです。変革はどのㇾベルの政府、組織においても必要なことです。そして、変化に適応し、また、変化をリードするための人的資源や能力の開発、改善・高度化を成功させるためには、よく設計され、よくマネージされた研修プログラムが重要です。

CGLの所長として、私は、CGLの研修プログラムに情熱をもって参加し、自分の国や国民、そしてグローバルコミュニティのために懸命に働き、貢献しようというさまざまな分野、レベルの公務員の参加を歓迎します。