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GDF is a research unit of National Graduate
Institute for Policy Studies

エチオピアとの産業政策対話 GDF×JICA緒方研究所連携企画

 APIR & GRIPS共同研究

開発とビジネス  アフリカ成長支援
    アフリカ産業戦略勉強会
国際開発潮流・主要ドナーの動向






 ELE Times
 「これからの途上国の産業開発を考える」勉強会
    〜GRIPS開発フォーラム × JICA緒方研究所 連携企画〜

1.勉強会の趣旨・目的

近年、デジタル化やグローバル経済の進展、「持続可能な開発目標(SDGs)」のもとでサステナビリティや包摂性を重視する流れの中で、途上国の産業開発をとりまく環境は大きく変化している。こうした潮流は、途上国に工業化の新たなチャンスを提供する一方、それを最大限に活かすためには既存の構造的問題への対応も重要になっている。さらにコロナ禍は、サプライチェーンの多元化・強靭化を含め、複雑な影響をもたらしている。

日本は産業政策対話、産業人材育成、カイゼンをはじめ、途上国の産業開発協力に長年取り組んできた数少ないドナーである。昨今の新潮流は、日本が培った擦り合わせ型のものづくり、また実体経済重視、寄り添い型で現場主義の協力のあり方にも影響をもたらすと思われる。我々は今までの協力で何を革新し、何をさらに発展させていけばよいのだろうか。

こうした問題意識のもと、本勉強会は、途上国の産業開発、産業開発協力や民間連携のあり方について、産官学・NPOを含む関心ある関係者とともに、今日的視点を含む様々な観点から報告・意見交換を行うものである。研究者と実務者の知見の交流を通じて、これからの途上国の産業開発を考え、それぞれの取組に役立てていく機会となれば幸いである。

なお、本勉強会は、JICA緒方貞子平和開発研究所の「日本の産業開発と開発協力の経験に関する研究:翻訳的適応プロセスの分析」と連携し、本研究で培った問題意識や研究成果を発信する場としても活かしていく。


2. 運営

  • 日  時: 1/月程度 1時間半程度(16:3018:00頃)

  • 場  所: 当面はオンライン

  • 進  行: 事務局・参加者からのキックオフおよび問題提起+議論・意見交換

  • テーマ: GRIPS開発フォーラムのメンバーが参画している、JICA緒方研究所「日本の産業開発と開発協力の経験に関する研究」、JICA「エチオピア産業振興プロジェクト」の一環で実施中のエチオピア産業政策対話、また長年取り組んでいるベトナム生産性向上イニシャティブ等で培った問題意識や研究成果を切り口にして、報告や意見交換を行う。これらに限らず、参加者から提案があれば、随時、テーマを検討していく。

  • 参加者: 途上国の産業開発や産業開発協力に関心 ・知見のある実務者/研究者/学生に案内(個人資格での参加)

  • 資料等:布資料および議論の概要は当ウェブサイト上に掲載。

  • 事務局: GRIPS開発フォーラム (forum@grips.ac.jp)
         幹事大野 泉、大野 健一、上江洲 佐代子
        <連絡担当>岩田 佑美、飯塚 美恵子

関連する研究プロジェクト

勉強会

第6回

テーマ:
工業化ビジョンと現実の乖離を如何に縮小させるか:明治日本の経験から

概要:工業化の初期段階において、野心的な工業化ビジョンを打ち出す途上国は少なくありません。例えば、農業部門中心の経済構造であっても全面的な工業化方針を打ち出したり、工業部門は労働集約型産業中心であるにも拘らず、資本集約型産業を重点産業に位置付けたりするなどです。ビジョンである以上、打ち出される中身は、多かれ少なかれ、現実の工業部門の状況から乖離するのは必然といえます。しかし、ビジョンを打ち出した後、工業化が進展した国があれば、停滞した国もあり、両者の間に何らかの違いがあったのではないかと考えられます。その違いとは何か。明治日本の事例をもとに、どのようにビジョンと現実との乖離は縮小していくのか、そして縮小を促す要因とは何かを考え、今日の途上国の産業政策策定への示唆を導きます。

スピーカー:天津邦明氏(山口大学経済学研究科教授)
――1992年に国際協力事業団(現JICA)に入団、民間連携室、産業開発・公共政策部、JICA緒方貞子研究所等に勤務したほか、ベトナム、ナイジェリア、タンザニア事務所に駐在。また、外務省経済協力局開発計画課に勤務(2004-2006年)。ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)修士(2015-2016年)。専門分野は、途上国工業化、産業政策、国際協力、途上国開発。

日時:
1224日(金)16:30 - 18:00
プログラム:
16:30 - 16:35 趣旨説明 大野泉(GRIPS教授)
       16:35 - 17:15 プレゼンテーション 天津邦明氏
       
17:15 - 18:00 質疑応答

ご参加いただける場合は、以下のリンクよりご登録をお願いいたします。
https://zoom.us/webinar/register/WN_NPLITOuDQX-cDbR2Erpfpg

※ご登録頂いた個人情報は、開発フォーラムのイベントや勉強会の案内の送付以外には使用いたしません。お名前はイニシャルやニックネームではなく、本名でのご登録をお願いいたします。

※今回のHP掲載は、発表資料のみとなる予定です。
 

第5回

テーマ: デジタル化する新興国:共創パートナーとしての日本の可能性

概要: 新興国・途上国にモバイルインターネットを筆頭とする情報化の波が到達し、2010年代に デジタル化は大きく進みました。その結果、「南」と呼ばれてきた国々の経済、社会、政治が大きく変わりつつあります。多くの国では政府がデジタル開発構想を提起し、内外のプラットフォーム企業はその役割を拡大し、その影響は労働市場にも及び始めてい ます。こうした一連の変化を踏まえ、勉強会では、登壇者である伊藤氏の著書『デジタル化する新興国』が狙いとした、@新興国論の系譜 をふまえた新たな概念の提案(工業化時代の「新興工業論(NICs/NIEs)」から「デジタル新興国(Digital Emerging Economies)」へ)、A新しい日本の役割の提案(共創パートナーとしての可能性)に焦点をあててお話し頂きました。

論点はこちらをご覧ください。

日時: 11月17日(水)16:30-18:00
プログラム:
16:30 - 16:35
 趣旨説明 大野泉(GRIPS教授)
16:35 - 17:15 プレゼンテーション 伊藤亜聖氏 (東京大学社会科学研究所准教授)
17:15 - 18:00 質疑応答
 
今回は、動画および資料の掲載はございません。
第4回

テーマ: アフリカへカイゼンを広める

概要:
日本発のカイゼン手法がアフリカに普及しつつあります。特にJICAはチュニジアを最初に、2006年より現在に至るまでアフリカ8ヵ国でカイゼン普及支援を実施するとともに、近年はアフリカ連合開発庁-アフリカ開発のための新パートナーシップ計画調整庁(AUDA-NEPAD)と連携し、アフリカ・カイゼン・イニシアティブ(AKI)を立ち上げ、カイゼン普及に向けて各国の実施機関や企業の取組を支援しています。勉強会ではJICAが実施しているアフリカへのカイゼン普及支援の全体像を紹介したうえで、10年以上にわたる支援蓄積があるチュニジアとエチオピアに焦点をあて、カイゼン普及支援の概要と受入れ国側の特徴による相違点(実施体制や組織連携のあり方などの比較)を説明しました。これらを通じて、日本と産業風土や企業文化の異なるアフリカにカイゼンはどのように移転され普及しつつあるのか、いかなる成果がもたらされたのか、さらにデジタル化時代におけるカイゼンの有用性をどう捉えていくのかを考えました。

日時: 10月29日(金)16:30-18:00
プログラム:

16:30 - 16:35
 趣旨説明 大野泉(GRIPS教授)
16:35 - 16:50 プレゼン1:神公明氏(JICA緒方研究所/JICA経済開発部専任参事)
16:50 - 17:20 プレゼン2:菊池剛氏(日本開発サービス(JDS)主席研究員)
17:20 - 18:00 質疑応答


ウェビナー動画(GRIPS Youtube)
発表資料(神氏)
発表資料(菊池氏)
 

第3回

テーマ: 工業化過程における縫製輸出の現在と将来:3ヶ国調査

概要: 労働集約型軽工業、とりわけ衣料品輸出はながらく後発国工業化の第一歩でした。かつてアジア新興国は軽工業のFDI誘致から始めて重工業・ハイテク・金融サービス等へと順調に高度化しましたが、他の多くの国では単純な加工・組立から抜け出せず、いっぽうで賃金上昇が労働集約的製品の競争力を奪い、いわゆる中所得の罠に陥るケースもみられます。また将来は非熟練作業をロボットが担うかもしれず、そうなると縫製業自体が消滅する可能性さえあります。GRIPS開発フォーラムはJICA支援のもと、2020年末にアパレル輸出大国であるベトナム、バングラデシュ、および新入り国であるエチオピアの3ヵ国比較調査を実施しました。その結果を報告するとともに、「工業化の入り口」としての縫製業の現状と将来を考えました。

日時: 2021年9月29日(水)16:30-18:00
プログラム: 16:30-16:35 趣旨説明 大野 泉(GRIPS教授)
        16:35-17:05 プレゼンテーション 大野 健一(GRIPS教授)
        17:05-17:15 キックオフコメント 後藤 健太氏(関西大学教授)

ウェビナー動画(GRIPS Youtube)
発表資料(大野)
 
第2回

テーマ: 激動する4つの潮流: ポストコロナ時代の産業開発支援とは?

概要: グローバル化とイノベーションの進展により、国際的な製造業の在り方、その中で新興国・途上国の製造業の位置づけは大きく変遷。第4次産業革命下で緻密な世界規模ネットワークと効率化された現場を作り上げる動きがある一方、脆弱性が顕在化し、強靭性が求められています。また、社会課題解決への貢献が重視され、スタートアップ等事業創出の源泉になってきています。こうした中、新型コロナ・パンデミックは計り知れない正負のインパクトをもたらしています。これらの激動する潮流を、@グローバル・バリューチェーン、Aデジタル化/I4.0、Bパンデミック等の外的ショック、C環境社会対応、という4つの切り口から整理し、特に途上国の産業政策の観点を中心に、これからの産業開発支援のあり方についてお話しいただきました。

日時: 2021年8月31日(火) 16:30-18:00

プログラム:
16:30-16:35 趣旨説明 大野 泉(GRIPS教授)
16:35-17:15 プレゼンテーション 本間 徹 氏(JICA国際協力専門員)

17:15-18:00 質疑応答

ウェビナー動画(GRIPS Youtube)    
発表資料(本間氏)

 
第1回 (キックオフ)

テーマ: イノベーションとカイセ゛ン

趣旨・内容:
20世紀前半に活躍した経済学者シュンペーターはイノベーションの例に汽車を取り上げ、「馬車を何台つなげても汽車にはならない」と言っています。また、漸進的なカイゼンは斬新なイノベーションとは相反するコンセプトだという見方もよく目にします。果たしてイノベーションとカイゼンの関係性はどう捉えられるのでしょうか? 昨今、アフリカではデジタル技術を活用したスタートアップが急増し、アフリカの発展に資するイノベーションの担い手として注目を浴びています。このような背景をもとに、アフリカを舞台にカイゼンとイノベーションの関係性・可能性についてお話いただきま した。

日時: 2021年7月20日(火) 16:3018:00 
プログラム:

16
30-1640 趣旨説明 大野泉(GRIPS教授)
1640-1720 プレゼンテーション 竹内知成氏(監査法人トーマツ)
1720-1800 キックオフコメント 神公明氏(JICA緒方研究所専任参事)
          質疑応答


  ウェビナー動画(GRIPS Youtube)
  発表資料(竹内氏)


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