アジア生産性機構(APO)のProductivity Talkで講演:「生産性とSDGs」
2020年11月19日に、アジア生産性機構(APO)が主催するウェビナー・Productivity Talkシリーズに大野泉教授が登壇、「Productivity and the SDGs」をテーマに講演しました。大野教授は持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて民間セクターが果たす役割を説明し、途上国がグローバル・バリューチェインに参加して付加価値向上に取り組む重要性を強調しました。特に途上国の産業発展の初期段階で重要なアパレル産業に焦点をあてて、アジアやアフリカ諸国の事例をもとに、途上国企業が経済・社会の両面でバリューチェンにおける価値を高めていく必要性や、そのための生産性向上が不可欠であることを論じました。
ご関心ある方は、録画(You Tube)及び講演資料をご覧ください。
APO ウェブサイト(You Tube)
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GRIPS開発フォーラム
- GRIPS開発フォーラム(GDF)を運営し、日本やアジアの産業発展の経験に基づき、産業開発・国際開発・開発協力などの分野において、日本が独自性を発揮して世界に建設的な貢献をするために実践的で政策志向の研究・発信活動を行っています。
- 活動推進においては、内外の知的ネットワークを活用しつつ、日本の経済協力関係者、主要援助機関、研究機関、開発途上国の政策担当者等への政策的働きかけを実施し、ウェブサイト、セミナー、出版物等を通じて情報発信を続けています。
- 現在、取り組んでいる主要な研究として、1)国際開発戦略と日本の開発協力政策、2)日本とエチオピアの産業政策対話(JICAと共同実施)、3)知日産業人材との戦略的ネットワーク構築、などがあります。
- 活動の詳細はGDFのHPをご参照ください。
GRIPS開発フォーラム
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日本とエチオピアの産業政策対話
- エチオピアの故メレス首相の要請をうけて、GRIPS開発フォーラムは国際協力機構(JICA)と共同で、2009年よりエチオピア政府と産業政策対話に取り組んでいます。これは東アジアの開発経験を参照しながら、三層レベル(首相・大臣・実務レベル)の政策対話を通じて、エチオピアの工業化戦略について具体的な政策助言を行うものです。第1フェーズ(2009~11年)、第2フェーズ(2012~16年)をへて、現在、第3フェーズ3(2017年~22年)を実施しています。
- 第3フェーズでは、エチオピア政府が策定した現行五ヵ年計画(Second Growth and Transformation Plan, GTP2: 2015/16~2019/20)の実施促進と次期五ヵ年計画への知的インプットを行っています。加えて、エチオピア側との共同研究(生産性レポート作成ほか)や有望企業への寄り添い型支援(ハンドホールディング)パイロット等にも取り組み、エチオピアの政策研究や実施能力の向上を中心に支援しています。
- 詳細は、日本・エチオピア産業政策対話のHPをご参照ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/af-growth/support_ethiopia/support_ethiopia2_phase3.htm
日本とエチオピアの産業政策対話
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