GRIPS 政策研究センター Policy Research Center

客員研究員

2013/4/1 ~ 2015/3/31

アンバンドリングと再生可能エネルギー導入下の電力市場の高頻度・ミクロデータ分析

研究代表者

 

IMG_5953134555_1369015167日本の電力会社はこれまで長期にわたり垂直統合された構造をもち、電力自由化後も同じ形態を維持してきた。
しかし、規制当局は現在、日本の電力市場の競争 活性化等のために、発電・送電・配電・小売の垂直的アンバンドリングを実施することを計画している。一方、東日本大震災とそれに続く原発事故以来、日本全 国で慢性的で深刻な電力供給力不足が生じている。
この状況下で、再生可能エネルギーによる電力供給が増加することが見込まれている。
風力や太陽光等の再生 可能エネルギーは、従来型のエネルギーと異なり、供給が不確実、断続的、変化しやすい等の特徴をもつことに注意が必要である。

電力市場におけるこのような大きな変化を踏まえ、本プロジェクトでは垂直的アンバンドリングや再生可能エネルギーの増大等のインパクトを分析するための実証的フレームワークを開発する。特に、日本卸電力取引所のスポット取引データや政府公共調達の小売入札データに着目して、高頻度・ミクロデータ分析を試みる。