GRIPS 政策研究センター Policy Research Center

客員研究員

2011/5/16 ~ 2013/3/31

都市防災、社会基盤整備、人材育成に関するGRIPS-IIS共同研究

研究代表者

本学と東京大学生産技術研究所(IIS)は、戦時中に政策設置された東京大学第二工学部の事績にかかわる共同調査を両機関で東京大学第二工学部出版プロジェクトとして行ってきた。政策研究大学院大学(GRIPS)における政策研究、政策科学の専門研究者と、IISの理工学研究者が協働することにより、都市防災、社会基盤整備、人材育成等の重要政策諸課題の解決に貢献することが本共同プロジェクトの目的である。下記2課題を基本的な政策研究課題として共同プロジェクトを実施する予定である。 1 都市防災政策研究に関する国際協力 都市防災分野では、GRIPSの防災管理政策プログラムにおいて、地震防災・津波防災および水災害リスクマネジメントに関する教育研究を行っている。一方、IISの都市基盤安全工学国際研究センターは、継続的にアジア各国との自然災害軽減に関する研究・実践活動・人材養成の3つのカテゴリーで国際連携活動を推進し、タイ・バンコクとバングラデシュ・ダッカに海外拠点を設置し、防災研究に関する学内連携にも注力している。さらにまた、両機関の研究者は科研研究課題「事故・防災対策としての危機管理対応体制のあり方に関する政策分析」の下に共同研究を行っている。このように、防災研究・留学生教育の豊富な蓄積を有し、国際連携にも先進的に取り組んでいる両機関が、アジアの防災分野の課題解決に共同で取り組むことの意義は極めて大きい。 2 社会基盤整備と人材育成に関する政策研究 IIS先進モビリティ研究センターでは、「次世代都市交通」「パーソナルモビリティ」などにかかわる教育を行っている。一方、GRIPSにおいては、開発政策プログラム、まちづくりプログラム、公共政策プログラムにおける修士、博士課程プログラムの中で公共輸送、交通、電力、ガス、医療、情報、通信、教育等の社会基盤にかかわる各種の政策研究が展開されている。このような各種社会基盤を将来にわたってどのように整備するかということはわが国にとっても重要な政策課題である。わが国が通信政策、IT政策において世界に遅れをとっていることが懸念される中、高等教育政策としても国際的交渉能力を備えた人材育成も解決を迫られている喫緊の政策課題である。