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学術会議支援事業

開発経済学研究会

代表教員
代表教員

国際社会がSDGsとして2030年までの達成を目指す17のゴールの多くは、開発経済学の長年の研究テーマでもある。開発経済学は、大いなる期待を国際社会から寄せられていると言える。実証分析の手法をアップグレードし、さまざまな近接分野との連携を強化した結果、開発経済学は経済学の博士課程学生の間で最も人気のある研究分野の一つとなっている。こうした状況の中、日本の開発経済学者は初めて自らの学会を設立することを決意し、欧米の有力な研究者たちの協力を得て、開発経済学会(Japanese Association for Development Economics、略称JADE)を2019年3月に立ち上げる。この学会の活動を支援し、日本の開発経済学研究の質を高め、若手研究者を刺激し、社会への発信力を強化することが、本事業の目的である。そのために、GRIPSにおいて定例セミナーを6回開催して、東京地域の研究者と遠方の研究者の交流を深めることが本事業の主旨である。国内はもとより東アジアやオーストラリアなどから、優れた研究を行なっている研究者を招聘したい。