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学術会議支援事業

破壊的・インクルーシブ・イノベーション~グローバル・インパクトを加速し、SDGs達成を目指して~

代表教員

2015年9月の国連総会において「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」の17の目標と169のターゲットが設定されている。同目標の中には、SDGs達成のための手段として、ファイナンスや制度、キャパシティビルディング等が挙げられる中、科学技術イノベーションは2番目に挙げられている。

本プロジェクトは、2018年度から開始し、SDGs達成を加速するためのイノベーションの役割について、社会のあらゆる層を包摂する「インクルーシブ・イノベーション」の概念に着目しながら、新興するテクノロジー(例:デジタル化、3Dプリンター、ロボティクス)及びビジネスモデルを適用することで、これまでの方法を変容させる可能性を持つ「破壊的・イノベーション」を掛け合わせ、「破壊的・インクルーシブ・イノベーション」の可能性について検討してきた。本年は、昨年培ったネットワークを元に、複数回のワークショップを通じて国内外の破壊的・インクルーシブ・イノベーションを実施しているケースを収集し、我が国の科学技術イノベーション政策の戦略であるSociety 5.0の実現に向けた提言の作成を目指す。