GRIPS 政策研究センター Policy Research Center

客員研究員

2011/4/27 Report No:10-36

公的研究機関と病院との連携-ライフイノベーションを円滑に進めるための日本型NIH構想-

著者
分野 総合政策
言語 日本語
要旨
近年、公的資金投入についての説明責任が強く求められるようになり、ライフサイエンスの基礎研究の
社会貢献や社会還元についてのエビデンスに基づいた説明が必要になってきた。公的研究機関の基礎研究
の成果をより迅速に国民の健康へ生かす出口は医療(創薬)であると考え、そのためには「公的研究機関
と病院との連携」が重要であると考えた。勤務医を対象にしたアンケート調査を実施し、その結果、基礎
研究と臨床を繋ぐ橋渡しができる(臨床研究や治験の実施の意欲、英語の論文執筆能力等)勤務医の割合
が多いのは、国・独立行政法人の病院であることが示された。海外の公的研究機関(NIH, INSERM)におけ
る病院との連携を基に日本型の連携モデルを構想した結果、理化学研究所と国立病院機構とがうまく連携
することにより、我が国においても米国のNIHに対応するような機能を創出し得るのではないかと考えた。
キーワード translational research, public institutes, social return, hospital physicians,collaboration
添付ファイル 10-36revised.pdf