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2020.1.20(月) 開催

GRIPSフォーラム『特務:日本のインテリジェンス・コミュニティの歴史』を開催致しました

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2020年1月20日(月) にGRIPSフォーラムを開催致しました。今回のGRIPSフォーラムでは、リチャード・J・サミュエルズ氏(マサチューセッツ工科大学政治学部フォード国際教授, 国際研究所長)をお招きし、「特務:日本のインテリジェンス・コミュニティの歴史」という演題でご講演いただきました。 

 

概要:

インテリジェンス・コミュニティはどこにでも存在し、常に進行している。日本も例外ではなく、分析や組織の大きな失敗、地域バランスやグローバル・バランスの変化、突然の技術的発展に対応するために変化を重ねてきた。20世紀前半、日本は全方位的情報活動を展開していた。その体制は第二次世界大戦の敗戦とその後のアメリカへの従属により崩壊した。冷戦後は、安全保障環境の変化と情報活動における大きな失敗を経験し、日本政府は大転換を迫られた。不完全な改革を経て、日本政府は情報収集分析の能力強化に乗り出し、情報活動のシステムを妨害していた機能不全のパイプと漏洩が防げない活動の見直しに取り組み始めた。現状はどうなっているのか? どこに向かおうとしているのか? 本プログラムでは、マサチューセッツ工科大学政治学部フォード国際教授兼国際研究所長のリチャードJ.サミュエルズ氏が、日本のインテリジェンス・コミュニティの進化とその未来について議論した自らの新著について紹介する。

 

 Prof. Samuels講演者: リチャード・J・サミュエルズ

(マサチューセッツ工科大学政治学部フォード国際教授, 国際研究所長)

リチャードJ.サミュエルズ氏はマサチューセッツ工科大学政治学部フォード国際教授、同大の国際研究所長も兼任。2005年、アメリカ芸術科学アカデミー会員に選出される。2011年、旭日重光章を受章。2015年、ベルリン自由大学のアルベルト・アインシュタイン客員研究員に選出される。新著『特務:日本のインテリジェンス・コミュニティの歴史』は、政策研究大学院大学で行った研究成果をまとめたもの。同書の英語版がコーネル大学出版局から出版されており、日本語版も日本経済新聞出版社から刊行予定。同書はForeign Affairs誌の2019年のベスト・オブ・ブックスの中の1冊にも選ばれた。

 

 

 

開催日時 2020.1.20 16:40~18:10
講演者リチャード・J・サミュエルズ氏(マサチューセッツ工科大学政治学部フォード国際教授, 国際研究所長)
演 題特務:日本のインテリジェンス・コミュニティの歴史
会 場 政策研究大学院大学 1階 想海樓ホール
参加費 無料(事前申込必要)
言 語 英語(日本語同時通訳付き)

〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1

TEL : 03-6439-6000     FAX : 03-6439-6010

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