2014.12.15
2014年度清華大学SPPM短期研修を実施 (2014/11/24-27)
清華大学SPPM短期研修(2014年11月24日~27日)
2014年11月末に清華大学を訪れ4日間の短期研修を行いました。そこでは、公共管理学院の3つの講義を聴講し、GRIPSのプロモーションと北京市中心部の公共施設の視察を行い、学生交流会、感謝祭イベントなどにも参加しました。本学からは11人の学生が参加し、木下教授らが同行しました。
キャンパスアジア修了生の人脈が築かれ始めてまだ日も浅いのですが、今回の研修では、早くも、この人脈から大きな恩恵を受けたことが一つの収穫でした。本年9月にGRIPSのMacroeconomic Policy Programを修了し、現在、中国国家外貨管理局で活躍する曹楽さん(Mr. Cao Le)に、北京の旧市街胡同の街並みを案内していただきました。今夏GRIPSが開催したCAMPUS Asia Fortnightに清華大学から参加したヤッタさん(Ms. Lei Nga Teng)は清華大学のキャンパスツアーのガイドをして下さいました。また本年3月までGRIPSキャンパスアジアプログラムに半年間在籍したMs. Ding ZiはGRIPSプロモーションの際、自らの素晴らしい体験談を現地SPPM学生に対して生き生きと伝えてくれました。キャンパスアジアを含むGRIPSの修了生たちがこうして結集・再会しGRIPSの強力な応援団となってくれたことは、ここ数年の交流が実を結び、そのつながりが揺るぎないものになった表れと言っても過言ではありません。
GRIPS修了生・曹楽さんと参加者(二列目の一番右)
GRIPSプロモーション(Michael Huang) 清華大学SPPM副院長 Meng Bo 教授
キャンパスアジアの体験談の発表 と 学生交流会
聴講した三つの講義:
(1) "Forecasting France in Future 10 years & Exploring Global Development in 21st Century" by Dr. Jean Pisani-Ferry
(2) "Social Inclusion and Rights" (Co-teaching class) by Prof Chengzhi Yin, SPPM and Prof. M. Robinson from Columbia Univ., New York
(3) "Frontier of Public Policy" by Prof An'gang Hu
Prof. An'gang Huによる講義 Prof. Robinsonによるコロンビア大学からの遠隔講義
今回の短期研修においては、フランス、中国、アメリカ、3つの異なる国の専門家による講義を聴講できたことが特に有意義でした。講義形式は講師と学生の対話型で、GRIPSの学生も積極的に議論に参加し、鋭い質問を投げかけたことで、さらに活発な議論を盛り上げることができました。研修を締めくくったのは、SPPMスタッフと留学生のおもてなしによる感謝祭パーティーでした。GRIPS学生も暖かく迎え入れられ会話もはずみました。「キャンパスアジアの企画ならではのSPPM・北京滞在を経験して、視野が大いに広まり、有意義な勉強となった」という声が参加学生の中から聞かれました。